今回のテーマは家康はかなりの健康オタクだったって ウソ?!ホント?!です。
家康自身の健康については徳川3代政権に仕えた天海僧正の教えの影響があったと考えられています。
ちなみにこの天海僧正も108歳の長命の方です。
では、家康はどのようなことを意識していたのか。
健康に過ごすための家康ルールを見ていきましょう!
◯食事は粗末なものを好み旬のもの、その土地のものを選んで食べていた
贅沢は月に2~3回
基本メニューは
麦飯&豆味噌中心の 一汁一菜 or 一汁二菜
米も白米ではなく麦を好んで食べていたようです。
おかずも魚、納豆、野菜の煮物etcが多く、好物は八丁味噌!
八丁味噌を丸めてこんがりと焼き目を付けて食べる“焼き味噌”と麦飯の組み合わせはめちゃくちゃ好きなメニューだったそうです。
他にも、鰯の丸干しや芋がら縄、麦飯、なす、蓮根は大好きだったとか。
どれも体によさそうですね。
☆芋がら縄→さといもの芋茎の味噌漬を干した強いひも状のもの
◯幾つになっても肉を食べよう!
粗食と聞くとすごく寂しい食卓を想像してしまいますが、野菜はもちろん、
キジ、ツルなどの焼き鳥も好んで食べていたようです。
鷹狩は70歳を過ぎても楽しんでいたそうなので、体力は衰えてなかったことが伺えますね。
鷹狩りは、好きで続けていたと思いますが、それだけではなく鷹狩をすると、
- 早起きする
- ご飯がおいしく感じる
- 疲れてよく眠れる
ことから、健康にすごすため重視していたそうです。
◯少食多噛!
常日頃から食べ過ぎないように気を付けていて、体調を整えることを大切に考えていた家康は、食事の際、一口に対して48回噛んでいたそうです。
◯運動しよう!
家康が定期的に行っていたのは鷹狩の他、乗馬、剣術、水泳、弓術…と、どれも得意だったのだそうです。
これらも70歳を越えても続けていらしたみたいですので、心身ともに健康だったことがわかるエピソードですね。
ちなみに、視力もお年を召してもよかったようですよっ!
◯ストレスはためない!発散すべし!
お香を焚いて心をリフレッシュ!
お香好きで、歴史上で香木沈香の香りに最も詳しいのは家康だ!といわれています。
家康の好きだった香は
「千年菊方」だそうです。
◯薬は自分で調合
薬について勉強して調合できるようにまでなっていたというから驚きです。
かなりストイック!
頭が下がりますね。
晩年、腹痛で調合した薬を飲むのですが一向に良くならず担当医に診てもらうと、調合薬を飲まないように諭されましたが、
自分の知識や行いを否定された思ったのか家康はめちゃめちゃ怒ってお医者様は配流となりました。
医師から指摘を受けたあとも家康はオリジナル調合薬を飲み続けました。
腹痛は治まらず、それどころかどんどん痩せていき、好物の鯛のからあげを食べでも腹痛をおこすようになっていったそうです。
良くも悪くもストイックな生活を続けた結果、75歳で人生の幕を降ろすこととなった家康でした。
寿命を縮めたのは皮肉にも、このことが一因だったのでは。といわれています。
とはいえ、当時の平均寿命の2倍生きられたので、やはり健康的に過ごしてこられた証だと思います。
現代でも通用する内容ばかりで、この時代に既に実行されてたなんて凄いことですよね!
尊敬に価するかなりの健康オタクでしたね!