ラップは日常の料理で
大活躍するアイテムの一つですよね。
我が家もかなり
お世話になっております。
家に必ずあるのに
ラップ買ってきて!
って相方に頼んでも
いっぱいあるからどれ買って
いいのか?
といいます。
そこで私もどれでもいいよっ!
用途一緒だし。
安いのでよろしく!
と答えていました。
でも実は
どれでもいいは間違いでした。
どれでも電子レンジで使える
というわけではなかったのです。
ラップには
- 素材
- 用途
- 異なる種類
があり、間違ったものを選ぶと、
調理や保存に
悪影響を与えることもあるそうです。
では、電子レンジに適した
- ラップの選び方
- 種類ごとの特徴
- 正しい使い方
など見ていきましょうっ!
1. ラップの種類と特徴
大きく分けて次のような
種類があります。
① ポリ塩化ビニル(PVC)ラップ
ポリ塩化ビニルラップは、
一般的に透明度が高く、
伸びが良くて密着力が強い
のが特徴です。
食材をぴったり包んで
保存する用途に適していますが、
可塑剤(柔らかくするための添加物)が
含まれていることが多く、
加熱すると
化学物質が溶け出す
可能性があります。
そのため、
電子レンジでの使用には
不向きです。
② ポリエチレン(PE)ラップ
ポリエチレンラップは、
耐熱性が高く、
電子レンジでの使用にも
適しています。
柔軟性は劣りますが、
加熱しても
化学物質が溶け出しにくいのが
特徴です。
そのため、
加熱調理が必要な場合や、
電子レンジでの温めに
向いています。
ただ密着力がやや弱いため、
長期間の保存には
不向きなことが多いです。
③ ポリプロピレン(PP)ラップ
ポリプロピレンラップも
耐熱性があり、
電子レンジでの使用が可能です。
ポリエチレンよりも
密着力があり、
保存性も高いため、
食材の保存や加熱にも
対応できますが、
伸縮性がやや劣ります。
2. 電子レンジ使用に適した
ラップの選び方
上記で色々お伝えしましたが
いちいち覚えてられないし
ややこしいですよね?
なので一番簡単なのが
「電子レンジ対応」
「耐熱ラップ」と
明記されたものを選ぶことです。
明記されているものを
使えば
安心して利用できます。
◯選び方のポイントまとめ
- 加熱用と保存用を使い分ける
- 保存メイン→密着力のあるPVCラップ
- 加熱目的→PEやPPラップ
を選ぶと安心。
パッケージ表示の確認
「電子レンジ対応」と書かれているか
確認しましょう。
特に、
- 使用素材
- 耐熱温度
記載されている製品は安心です。
使い切りサイズの選択
適度なサイズのものを購入すると
ラップの鮮度を保ちながら
安全に使えます。
3. 電子レンジでの
ラップの正しい使い方
ラップを電子レンジで
使用する際は
以下の注意点を守ることで
安全に利用できます。
① ラップを密閉しない
電子レンジで加熱すると、
食材から蒸気が発生します。
この蒸気が逃げ場を失うと、
ラップが膨張して
破裂する危険があります。
そのため、
ラップを食器にかける際は、
完全に密閉せず、
隙間を作って
蒸気が逃げやすくすることが
大切です。
また、隙間を作ることで、
熱が均等に行き渡りやすくなります。
② 食材とラップの間に少し距離を保つ
ラップが食材に直接触れると、
加熱時に食材の水分や
油分がラップに付着し、
劣化することがあります。
特に油分の多い食品は
高温になりやすいため、
ラップが食材に
触れないよう少し浮かせるか、
深めの容器を使って
距離を保つことが必要です。
③ 使用後の取り扱いに注意
加熱後はラップも
高温になるため、
やけどの危険性があります。
私はよく破裂させちゃいます(^_^;)
ラップを取り外す際には、
蒸気を逃がすようにしながら
ゆっくりとはがすと安全です。
また、食材が温かいうちに
再度ラップをかける際は、
冷ましてから行うと
ラップの劣化を防げます。
4. ラップの代用品としての耐熱容器やふたの利用
電子レンジ対応ラップは便利ですが、
必ずしもラップを使わなくても
耐熱容器のふた
加熱時に蒸気穴がついている
タイプを使えば
ラップの代わりになります。
シリコンカバー
耐熱性が高く、
繰り返し使用できるので
経済的です。
サイズに合わせて
伸縮できるものもあります。
レンジ対応の紙カバー
ラップの代わりに使える、
使い捨ての紙カバーも
市販されています。
特に油っぽい料理や
臭いが強い料理に便利です。
などなど
代用品で加熱できる場合もあり
できると
コストダウンにもつながります。
また、環境への配慮にもつながります。
使い捨てのラップを
頻繁に使用することは、
環境への影響が懸念されています。
リサイクルが難しい
素材もあるため、
可能な限り使用を減らす
工夫をするのも大切です。
例えば、
使い切りサイズで購入する。
必要な量だけを購入し、
無駄を減らす。
リユース可能な製品の利用
シリコンカバーやレンジ対応の
耐熱容器を活用して、
ラップの消費量を減らす。
環境にも家計にも
優しいですよっ!
まとめ
ラップには素材ごとに
異なる特徴があり、
使い方を間違えると
健康や調理効率に
影響を及ぼす可能性が
あります。
特に電子レンジでの
使用を考慮する場合は、
電子レンジ対応
と書かれたラップを選び、
適切な使い方を心掛けましょう。
また、環境への配慮も忘れずに、
リユース可能な製品を
活用するなどして、
ラップの使い方を
見直してみると良いでしょう。
ラップを正しく選び、
用途に合わせて賢く使うことで、
安全で快適な
料理ライフを楽しんでください。